2015年6月16日火曜日

思い出の栗の木


















実家の裏に大きな栗の木がありました。

毎年、春先の芽吹きの頃には
栗の木の下 家族でおにぎりを食べたり
秋にはイガイガと闘いながら
みんなで栗拾いをした栗の木。

その栗の木が数年前、
一斉に枯れてしまいました。
大きく存在感もあり、思い出もあっただけに
枯れた姿を見るたびにちょっとさみしい気持ちに。

先日、木こりの旦那に
枯れた木を倒してもらいました。

栗の木の皮は器の釉薬の原料として使うことに。
栗皮の灰、
買うと ものすごく高価でもあるんです。
まずは燃やして灰に。
青紫の炎がゆらゆら綺麗です。


燃やし切った灰は
水に浸けます。
数ヶ月かかけて、
水を取り替えながら灰汁抜きをし、
他の原料と調合してテストを繰り返し
釉薬になります。


上のバケツは数週間前から灰汁抜き中の
雑木の灰。
下が栗皮灰です。
午前中に収穫したにんにくの横で。
辺りはにんにくの香りでいっぱいです^ ^

思い出の栗の木。
木は枯れてしまったけど、
灰を釉薬して
焼き上げたうつわを
使いながら、見ながら
家族で栗の木の話ができたら
すてきだなぁ、うれしいなぁ。









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